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07/28(土)

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コウノトリの歌
「戦争は本当に終わったのだろうか」


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戦争体験者たちの告白に、当時の若者たちのフィクションドラマを挟み込んだ、ベトナム人がベトナム戦争を振り返った一大叙事詩。これまでのアメリカ映画では、ともすれば編み笠をかぶった原始的な野蛮人としてしか描かれてこなかった当時のベトナム人を、初めて等身大で知ることができる。

2000年4月29日、サイゴン解放25周年記念日の前日。従軍カメラマンとしてベトナム戦争を体験したベトナム人映像作家トラン・バン・チュイは、感慨に浸りつつ当時を振り返る…。ベトナム解放軍のキャンプで大勢の若者が訓練を受けている。左向け左ができない地方出身のマン。そんなマンに左向け左を丁寧に教えるメイ。一方ハノイ出身のバンには結婚を願う恋人ホアイがいた。隊長は“戦争は長引く”と言って、3週間の休暇をくれた。バンは急いで帰宅すると、すぐに愛するホアイと結婚式を挙げ、めでたく夫婦となるが……。goo映画より

北ベトナムサイドから見たベトナム戦争。
年をごまかして入隊したマンと赤ん坊のころ水田に落ちて助かった”ラッキー”ことメイ。
そして結婚目前とした恋人を置いてきた詩人のバン。
サイゴンに建築技師として送り込まれた工作員のラム。
3つのグループに分けられるが、詩人のバンと最後の工作員ラムの話がメインテーマのようです。


戦争映画であることは間違いないのだけれども、戦闘シーンを全面に打ち出すものではなく、悲惨な戦場を描くわけでもなくとにかく人間模様にフォーカスしたものでした。
淡々と3つのグループの話が進んでいくので、「どう捉えるかはあなた次第」のように感じられます。なのでアメリカの作るベトナム戦争映画とはずいぶん違う印象なので、それを期待しているのならお勧めできません。

※ベトナム戦争のことをベトナムでは「救国抗米戦争」というらしいです。これだけでもずいぶん異なる印象を持ちます。
これも北ベトナムから見た視点だとはおもうのですが、そもそもなんでアメリカがベトナムに介入してきたのかが良くわかりません。もちろん「共産主義の封じ込め」のために南ベトナムに新米政権を立て、北ベトナム…共産陣営…を打倒するためというのはわかりますけど…。インドとかちらのほうに共産主義が浸透していくのを防ぐとかそういう意味で北ベトナムの存在は大きいとはおもいます。ここらへんはもう少し勉強しないとよくわからないです。

話を戻して、
アメリカ映画でただ死んでいくだけの存在として描かれる北ベトナム兵たちにもそれぞれ想うことがあり(それがプロパガンダな革命の正当性をうたったものでなく)、一人の人としてエピソードが描かれていたのは面白いと思います

「時は過ぎ行く、だが傷は消えない。死者の墓石からも、生きる者の心からも」
「あの戦争は本当に終わったのだろうか」


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07/23(月)

映画

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グッドモーニングベトナム!

Gooooood mooooorning vietnammm!



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ロビン・ウィリアムズ、フォレスト・ウィティカ 他

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戦場抜きのベトナム戦争映画「グッドモーニング,ベトナム」視聴しました。

あらすじ
1965年、北爆を開始した米軍は一層深い“ベトナム戦争"の泥沼にふみ込んでしまった。米軍将兵たちのなかにこの目的なき戦いに対しての厭戦気分が蔓延し始めていた。彼らの士気を高めようと、テイラー将軍(ノーブル・ウィリンガム)は、本国から米軍放送の人気ディスクジョッキー、エイドリアン・クロンナウアー(ロビン・ウィリアムズ)を呼び寄せた…goo映画より

ベトナム戦争といえば、地獄の黙示録やプラトーン、ディアハンター、フルメタルジャケット…etc...と色々な映画が上げられるとおもいます。その中でも異色な作品がこれ、グッドモーニングベトナム。戦闘シーンはほぼありません(一部テロ描写はあります)

ロビン・ウィリアムズが扮するクロンナウアー(ちょっと言いづらい)はそれまでのサイゴン(現ホーチミンシティ)でのラジオ放送の型をブチ壊すロックで下ネタマシンガントークを繰り広げる。
(これはフルメタルジャケットのハートマン軍曹に通ずるものがあるような気がする)
たぶんこれは英語が分かってる+当時の人たちを知ってるともう少し面白いんだとおもう。(1987年製)

けれど
元ネタが何か分からなくても、とにかく話しぶりが面白い。そしてそんなトークによって前線へ向かう兵士たちを奮い立たせていたのは作中の随所で見受けられます。意気消沈していたクロンナウアーが、ニャチャンへ向かう兵士たちと出会い自らの使命が何なのかを取り戻すシーンがあります。

この映画はロビン・ウィリアムズのアドリブ(らしい!)トークのすばらしさやヴェトナム人の少女、トリンやその兄、ツアンや英会話教室の老若男女との交流だけではなく、チクリチクリとアメリカのやり方を批判しているところが重要だとおもいます。


それにしてもアオザイってきれいですよね。白いアオザイ素敵です。
少し前までは制服として女子高校生は着用していたみたいですが今では少ないみたい。
金銭的負担が大きいというのもあるそうです。(白だと汚れ目立つし、体系が変わると作り直し)

ちなみに、ベトナム人女性の美意識としては、手入れの行き届いたまっすぐな黒の長髪が一番美しいらしいですね。あと普段化粧はあまりしないんだとか。あ、でも日焼け対策はばっちりです。資生堂の化粧品が人気だそうでプレゼントすると喜ばれるかとおもいます 笑

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